集英社の文芸誌「小説すばる」にて連載された『待兼山奇談倶楽部』全7話の挿絵を担当しました。
[著:増山 実 / 刊行:2023年7月号~2024年1月号]

小説内容

大阪・待兼山の駅の名称が変わるのをきっかけに、長年駅前で営業していた喫茶店「喫茶マチカネ」は閉業することになった。
喫茶店の常連客の提案をきっかけに、駅や喫茶店の名前を残すため待兼山にまつわる不思議な話を集めて本にしようという話が持ち上がる。
閉店までの半年間、喫茶マチカネで月に一回集まり、不思議な話を語り合う会「待兼山奇談倶楽部」が開催されることになった。

制作の詳細

実在の街や駅がモデルになっておりますが、実際の町並みや建物などを参考にしつつ、全く同じものにはせず、小説の世界観・情景を重視してイメージが伝わるよう制作しました。
また、奇談と言っても怖い話ではなく、いずれも不思議で温かく少し切ない話ばかりなので、挿絵もそれに合うよう柔らかく穏やかな雰囲気を意識して制作しています。

イラスト制作データ

制作点数挿絵2点
制作日数平均・約9日
サイズ[1枚目]天地210mm×左右148mm、[2枚目]天地148mm×左右148mm
納品形態JPGデータ、グレースケール
  • データは参考です。実際の制作時とは異なる場合があります。
  • 制作日数は純粋な制作のみの日数です。実際の納期はこの日数にお打ち合わせやクライアント様の確認日数などが加算されます。