徳間書店の文芸誌「読楽」にて連載された『からさんの家 伽羅の章』全11話の扉絵を担当しました。
[著:小路幸也 / 刊行:2022年4月号~2023年3月号]
小説内容
東京の下町にあるレンガ造りの古い洋館で、血の繋がりのない孫娘「神野まひろ」と、3人の同居人と暮らす『からさん』こと「三原伽羅(きゃら)」。まひろが「からさんの家」に来てからちょうど3年、まひろの目線で描かれていた日常は、新章となり『からさん』自身の目線で紡がれる。
制作の詳細
新章『伽羅の章』となり「からさん」の目線で日常の生活や自身の考え方・思いなどが語られるため、前章の『まひろの章』と絵のテイストは同じにしつつ、多くの経験をして長い年月を生きてきた「からさん」の大人の成熟さを表わせるよう意識しました。
からさん自身や住人たちの過去の出来事や少しシリアスな場面があるものの、常に前向きで未来へ新しく変化しながら続く日常を慈しんでいる「からさん」が描かれているため、扉絵も暗くならず穏やかで温かい雰囲気になるように意識しました。
イラスト制作データ
制作点数 | 扉絵1点 |
制作日数 | 平均:約7日 |
サイズ | 天地216mm×左右154mm |
納品形態 | PSDデータ、CMYK |
- データは参考です。実際の制作時とは異なる場合があります。
- 制作日数は純粋な制作のみの日数です。実際の納期はこの日数にお打ち合わせやクライアント様の確認日数などが加算されます。