双葉社・小説推理2020年9月号(2020年7月27日発売)
連載最終話『共謀小説家』(著:蛭田亜紗子 氏)挿絵を担当しました。

【小説内容】
明治時代、当時はまだ男社会だった文学界を舞台に、小説家を目指す女性・冬子と小説家の夫・春明がお互いの目的のために共謀し合い、夢と挫折、悲劇、愛憎が入り交じる知られざる夫婦の物語。

【制作の詳細】
久しぶりに実家に帰省する冬子が、列車に乗っている場面、開いている窓の上下を使い、窓のガラスに反射して映る車内の冬子と、列車に乗っているというのがより分かるよう窓の外の風景に列車の前の車両を描き、対比の構図になるようにしています。
実は当初、最終回の挿絵は1点のみだったのですが、ページの関係でもう1点制作することになりました。
冬子と春明が今までを振り返り、語り合っている重要なクライマックスの場面であるため、最後は二人のカットを描いて終わることにしました。お互いの本音が明らかになることをろうそくの灯りで表しています。

私自身とても学びが多いお仕事で、激動の時代を生きたこの夫婦の物語に挿絵という形で携われたこと大変光栄でした。

【イラスト制作データ】
制作点数:挿絵2点
制作日数:約10日
サイズ:天地183mm×左右113mm
納品形態:PSDデータ、グレースケール

※データは参考です。実際の制作時とは異なる場合があります。
※制作日数は、純粋な制作のみの日数です。実際の納期はこの日数にお打ち合わせやクライアント様の確認日数が加算されます。